ニコンのテレコン TC-20E III を買ってみた。
2015年 10月 25日
正式名称は「AF-S TELECONVERTER TC-20E III」で、世界で初めて非球面レンズを採用したテレコンらしい。
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ニコンのテレコンは、1.4倍と1.7倍、ついでに1.6倍のTC-16A改(AFボーグ用、何故か2個)を保有しているので計5台となってしまった。
2倍テレコンはシグマのサンニッパズーム用に「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」を使っていたことがあるんだけど、これがコントラストが低くて解像しないという全く使えない代物だった。
ということで2倍テレコンは良いイメージがなかったんだけども、近所の沼でもうチョット寄りたいなと思うケースが多々あり、駄目だったらすぐに処分しちゃおうということで中古で購入。
D810と旧型サンニッパの間に2倍テレコンを装着して 600mm F5.6(ロクゴロー?)の出来上がり。
レンズ購入後のお決まりの儀式であるAF微調整をシコシコと実施して、+6で合いそうだなと言う事で試写。
ダイサギがゆっくり飛んでいるところ。
開放のF5.6で撮影。
意外にも十分に開放から使えそうな雰囲気だ。
遠目のカワセミの飛びもの。
1段絞ったF8で。
これは開放のF5.6で。
AFは明るいときは問題なかったけど、暗くなってからはアレッと思うことも。
カワセミの止まりもの。
時間帯により背景に丸いボケが写る個人的にお気に入りの場所。画角が900mmに相当する1.5倍のクロップでの撮影で、こんな大きさに写る距離。
開放のF5.6で撮影したものをトリミング。
1段絞ったF8で撮影したものをトリミング。
ここからは比較的近い場所。
1段絞ったF8で撮影。
さらにトリミング。開放のF5.6で撮影。
ピクセル等倍。開放のF5.6で撮影。
同じくピクセル等倍。1段絞ったF8で撮影。
被写体にはお局が含まれるため少し問題ありだが、解像には問題なさそうだ。
画像は全て、いつも通りにRAW撮りしてLightroomで現像。撮影日は2015年10月24日。
なんだかこのテレコン、使えそうだ。
ただし、このテレコンつけたままだとリュックに入らなかったのは大きな問題だ。
それからタムロンの150-600mmも保有してたことを思い出して、もしかしたらこのテレコンは必要なかったのカモと気付いてしまった。
Nikon D810 / AF-S VR Nikkor 300mm f/2.8G + TC-20E III