AFボーグ復活...そしてK-3IIのリアル・レゾリューション・システムを試してみた
2015年 07月 19日
そんな強い日射しの中、近所の川まで頑張って行ってみた。
AFボーグの復活:
目的はK-3ではあきらめていたAFボーグがK-3IIになって使えるかのテスト。
所有するPentax-F AF Adapterは前ピンで、K-3では調整範囲に入らずに単なる1.7xテレコンとして使用せざるを得なかった。どなたかがハックした "Debug Menu" 使えばAFが使えることは判ってたんだけど、コレに合わせると他のレンズが使えなくなるのであきらめていた。
で、今日の調整結果、K-3IIではギリギリ(調整値-10)でAFが合うことが確認できた。
スズメでピント確認。まずまず。
こんなレベルでビシビシと合焦した。ヨカッタ。
BORGでリアル・レゾリューション・システム:
で、調子に乗ってK-3IIに搭載されたリアル・レゾリューション・システム (RRS) をAFボーグで試してみた。
この組み合わせだと、何だか最強の解像が得られるように聞こえる。
でも野鳥は止まってくれないし、枝も揺れるから期待はできねぇよなぁ、と思いながら試写。
ホントは、おとなしいカワセミで試したかったんだけど今日はズ~~~ット木陰にお引き篭もりだったのでスズメに協力していただいた。スズメって動き続けてんだよな。
その1。
ノートリ画像はコレ。
以下、等倍切り出し。
RAWをLightroomで現像したもの。
RAWをRRS ONでボディ内現像したもの。
RAWをRRS OFFでボディ内現像したもの。
RRS ON/OFFで違いが判らない。しかし、背景はRRS ONのノイズが少ない。
その2。
ノートリ画像はコレ。
以下、等倍切り出し。
RAWをLightroomで現像したもの。
RAWをRRS ONでボディ内現像したもの。
RAWをRRS OFFでボディ内現像したもの。
RRS OFFのほうがむしろ解像している。しかし、背景はRRS ONのノイズが少ない。RRS ONの背景に変な模様が写っている。
結論として、初めからわかってたけどリアル・レゾリューション・システムの効果はない(効果が現れる条件にならない)。
ひとつ判った事はRRS ONで撮影してRRS OFFで現像すると、普通にRRS OFFで撮影したものより解像するということ。特に低シャッター速度で判りやすい。
これはRRS撮影で使っている電子シャッターのおかげだと確信している。
ペンタックスさん、早いとこRRS OFFでもLVで電子シャッター使えるようにしてください
ついでに判った事は、K-3IIはGPS ONのまま電源OFFしてもGPSが動いてそうなこと。先週電池満タンにして200枚以下の撮影だったのに、今日撮影しようとしたら電池が空っぽだった。今週は、GPS OFFにして確認してみたい。
Pentax K-3II / Borg 71FL + Pentax-F AF adapter 1.7x
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